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口腔外科

口腔外科

口腔外科が扱う疾患のなかで最もよく知られているのは「親知らず(智歯:ちし)」でしょう。
親知らずは奥歯の一番奥の歯で、生えてくるのが10代後半から20代前半と最も遅いものです。
大人の歯(永久歯)は生えかた(萌出:ほうしゅつ)に関する異常がしばしば見られますが、特に親知らずは埋もれた状態(埋伏歯:まいふくし)であったり、傾いてしまう頻度が高いです。
しっかり生えてこず、部分的に歯肉におおわれた状態の親知らずは、その周辺が不潔になりやすく、歯肉の炎症をおこしやすくなってしまいます。 これを智歯周囲炎(ちししゅういえん)と呼び、20歳前後の人に発生する頻度の高い疾患です。

親知らずの治療

智歯周囲炎が周囲の軟組織やあごの骨(顎骨:がっこつ)に広がると顔が腫れたり、口が開きにくくなったりすることがあります。
智歯周囲炎になった場合は、化膿どめ(抗菌薬)や痛み止め(消炎鎮痛薬)の投与、さらにはうがい薬などを併用して炎症を鎮めた後、おおった歯肉の切除(歯肉弁切除)を行い、様子を見る場合もあります。しかし、親知らずの生える方向が明らかに悪かったり、炎症をくり返すようであれば、抜歯することが適当です。
親知らずの抜歯は正常に生えている場合には、普通の歯を抜くのと同様に比較的簡単に抜くことができます。しかし、大部分が骨の中に埋まっていたりすると、歯肉を切開したり、骨や歯を削ったりする必要もでてきます。また、親知らずの状態や持病をお持ちなど、患者さんの状況によっては、入院や全身麻酔下での管理が必要となる場合もあります。

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